有限会社 ヒューマンリンク

 

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2021年 3月号

何かの知らせ


 「こりゃうっまいわ、こんなうまいもん初めて食べた。」平成28年3月1日、96歳で亡くなった父が生前何でもない献立によく言っていました。「何をボケたこと言うてるのお父ちゃん…何回も出したがな。大体、味覚音痴やから…。」と母にダメ出しされながら「イヤ食べたことない…」と本気で言い張る親父とのやり取りを面白く聞いていました。  医者から認知症の診断が出ていたわけではないんですが、父母夫婦のこの手のやり取りは日常茶飯事でした。考えてみれば「その一瞬一瞬が初めて」という考え方は、記憶がないという意味でボケているのかもしれませんが、新鮮な感覚を持ち続けるという、長生きの秘訣かもしれません。(付き合う方は大変ですけどね)

  小さいときお世話になった身内と久々に会って、「初めまして、どちらさんかいな?」と聞かれてショックを受ける人が多いと聞きますが、当事者からすれば一回一回が新鮮な出会いなのだからこんなに楽しいことはないとも言えます。この春、そんな親父と4年ぶりに出会いました。もちろん夢の中ですが、妙にリアルで「お父ちゃん死んでるねんで!」と思わず叫んで目が覚めました。「この4年間一度も夢の中に出なかったのに今頃出るとは、なんでかな…?」と忘れられずにいました。

 その答えとは言いませんが、先日(2月5日)14段の階段から転落し、意識不明、救急搬送という目にあいました。「危ないことが起こるぞ!気いつけや?」という知らせだったのかも…? ユング派心理学の深層心理、意味のある偶然か…。 救急車に随行したことはありますが、患者として乗ったことはおそらく初めてです。幸い嫁が近くにいて救急に連絡し、脳外科病院でのCT撮影をしてもらい、特に異常はなかったのですが、左側の首、肩、腰、足が痛くてベッドから起きること、歩くことも不自由でした。咳やクシャミで胸が強烈に痛いので整形で見てもらうと肋骨が折れている(曲がってる)ということでした。治療といっても痛み止めと、胸のサポーター、湿布薬、あとは日にち薬ということでした。「1・2か月後に硬膜下血腫ということもあるで…」と友人に脅かされながら、療養の日々を送っています。

 最初、ベットから立ち上がるのが大変でした。背上げ機能のあるベットでも、最後の頭を上げるというのは肩と首の筋力がないと上がりません。痛みをこらえて一気に首を上げることが必要なのです。いったん背筋に沿って頭が首の上に乗ると、比較的楽に移動できます。「これは二足歩行ならではのことかな…」などと感慨にふけりました。ベットから立ち上がってからは歩行ですが、左腰と脛を打ったのか痛みで不安定になります。母親の杖が役に立ちました。さて、その杖ですが患側に持つのか健側に持つのか考えました。使うときにもよりますが、歩くときには健側でした。 チョットした油断が事故につながります。皆様も気を付けて。


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