有限会社 ヒューマンリンク

 

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2018年 12月号

安定したければ改善の努力をすべき


  政治の世界では現状を維持するのが「保守」で変革を目指すのが「革新」と思われがちです。日常生活でも日々同じ状態を継続することが「安定志向」で変化を望むことは「冒険好き」「野心家」などと呼ばれたりします。しかし、毎日家事をし続けている人は知っています。安定を目指し「現状を維持」するにはどれだけ変化を受け入れて、改革を重ねなければならないかを。食器棚を綺麗に維持し続けようとするならば、毎日の食事や来客時に出した食器を即座に「下膳」「食器洗い」「収納」を繰り返し、それをゴミ出し、家の掃除、洗濯、季節ごとの収納替え、必需品の買い出しなどと共に行わなければならないのです。これだけのことをしようと思えば、繰り返し行うべきことをすることで訓練し習慣にすることと、変化に対応できる柔軟な思考が必要です。
  そうです。毎日家事を担っている主婦の皆さん。あなた方は決して保守的でも、変化について行けていないわけでもないのです。もし「そうでもない」とするなら、あまりにもするべきことが多すぎて、疲れているだけかもしれません。家電メーカーによる電子炊飯器、電子レンジ、自動洗濯機、電気掃除機などはそれまでの主婦の仕事を時間的にも内容的にも革命的に変革しました。残るは育児や同居人の介護等が社会 化されれば、その分家事を担いながらも外で働ける条件が整いつつあります。今や「共稼ぎ」という言葉は当たり前すぎて「死語」になりつつあります。 政府が提唱する「働き方改革」がどのようになるのかは現在審議中ということですが、政府が提唱しなくても実際の生活は随分変化してきています。私たちの在宅介護もそういった社会的役割の大きな一角を占めています。
  自分のことを振り返っても、育児や両親の介護では社会的サービスを受けることで乗り切ってきたように思います。本当にお世話になってきました。まだまだこれからも何が起こるかわかりませんが、しっかり制度は活用させてもらおうと考えています。
  個人に当てはまることは、会社や社会にも当てはまるといいます。今ある生活を維持することは、会社でいえば今ある経営を維持するということに当てはまります。携帯電話やスマホは当たり前の時代になりました。会社ではITによる業務改善を本気で考えています。
  同じことを繰り返すことは「変化についていけていない」ということを意味し、決して現状維持を意味するのではないのです。より良い手段を探り、改善することが現状維持もしくは安定につながるのです。変化を恐れない気持ちを持ちましょう。


 


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