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2017年 1月号

今年も味のある一年に


 還暦を過ぎて一年、今年は孫の誕生、父親の死と目まぐるしい一年でした。そんな中でも自分から進んで挑戦したのが要約筆記と手話の入門講座です。手話は未だしも要約筆記は多少できるのではと思ったのが浅はかでした。多少日本語が書けても、他人が話す言葉を瞬時に要約して、他人が読みやすい字で、限られた枠の中で書くというのがどれだけ難しいか、やってみてわかりました。始めた以上、時間はかかると思いますが、続けたいとは思っています。
 この二つは是非学校教育にも導入してほしいと思います。特に手話は国が言語として認めることになった以上、言語教育のカリキュラムに入れるべきと思います。その場合、外国語ではないので、国語教育の一つとして取り扱ってほしいですね。行政の窓口はもちろん、我々介護職、福祉職の全員が手話を使えることになればいいのにと思う今日この頃です。
 ついでの話ですが、習い事として三味線を続けています。この三味線を始めて改めて気が付いたのですが、私たちが幼いころから習った音楽というのは、全て西洋音楽だったのです。ベートーベンは知っていても、松浦検校、菊岡検校なんて名前は聞いたこともありません。実は京都のお菓子「八つ橋」も音楽家、琴の名手「八橋検校」からきているのです。明治以降の学校教育で日本の古典音楽は省(はぶ)かれたということです。西洋一辺倒の偏狭教育を推し進めたのは日本政府だったのです。
 また、来年酉(とり)年とは言いますが、そもそも十干や十二支の意味を分かる人がどれだけいるのでしょう。せめて学校で干支の意味を教えてほしいと思います。それだけでは味気ない、意味のない数字、10や12、60が、意味のある、味わいのあるものに変わってゆきます。
 生きることはただそれだけだと味気ない、ただの繰り返しかも知れませんが、つながりや意味のある偶然に気づいたとき、味のあるワクワクさせるものに変わってゆきます。

2017年、平成29年もワクワクさせる、味のある一年であることを願っています。

 


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