有限会社 ヒューマンリンク

 

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2016年 7月号

LGBTを知っていますか?


 アメリカで50人が拳銃で射殺される事件が起こりました。またイスラム国のテロか!と思いきや、直接のつながりはないゲイやレズビアンなど性的少数者(マイノリティ)を狙ったテロ事件のようです。丁度日本でも性的少数者LGBTの差別禁止の法案が野党から提出されるなど、議論になってきているところです。
 LGBTとはレズビアンのLとゲイのG、バイセクシャルのB,「性別違和」といわれるトランスセクシャルのTという頭文字を集めた言葉だそうです。キリスト教など男女の性に厳格な国々と違って、日本では昔から性の多様性には寛容であったようです。今にも続く歌舞伎や能は男性が女性役を務めますし、それに違和感なく拍手を送り続けてきたわけですから、一つの文化のあり方といってよいでしょう。
 性的少数者といっても様々なタイプがあるようです。レズやゲイなどの同性愛というのは恋愛指向、好きな相手が同性ということですが、バイセクシャルはどちらにも恋愛感情を抱くということ。トランスセクシャルというのは自分が持つ性に違和感があるということで、同性愛とは全くちがうものです。一時いわれてきた「性同一性障害」ということです。障害という言葉に引っかかるということで、最近は「性別違和」と言われるそうです。自分が男性か女性かという問題と、好きなのは男性か女性かというのは確かに違う問題ですね。
 また、最近は異性愛を規範とする社会に抗議する立場で、性的少数者・マイノリティを「クイア」という人たちもいます。

 どちらにしろ様々な性的少数者がいることは事実で、それを今回の事件のように抹殺するか受け入れるかだけの問題です。異性を好きになるのは「どうしようも変えようがない」のと同じように、同性を好きになるのは「どうしようも変えようがない」ということですから。ちなみに私は間違いなく異性愛者だと思うのですが、同性愛者が近くにいても受け入れるしかないと思っています。ただ同性愛の場合性的肉体関係が妊娠につながらないこともあって、コンドームなどの使用が少なく、HIV・エイズ感染が広がったことも事実です。異性間の肉体関係でも感染がないわけではないのですが、同性愛とりわけゲイの間で広がったことが問題を大きくすることになりました。日本では血友病による輸血から感染した患者が大半を占めましたが、今では性感染が主流になっているようです。研究が進んだ結果エイズが必ずしも死に至る病ではなくなったのですが、不治の病であることに変わりはありません。注意は必要です。青少年の感染は増えているといいます。決して避けて通るべき問題ではないでしょう。どちらにしろ様々な性的少数者がいることは事実で、それを今回の事件のように抹殺するか受け入れるかだけの問題です。異性を好きになるのは「どうしようも変えようがない」のと同じように、同性を好きになるのは「どうしようも変えようがない」ということですから。ちなみに私は間違いなく異性愛者だと思うのですが、同性愛者が近くにいても受け入れるしかないと思っています。ただ同性愛の場合性的肉体関係が妊娠につながらないこともあって、コンドームなどの使用が少なく、HIV・エイズ感染が広がったことも事実です。異性間の肉体関係でも感染がないわけではないのですが、同性愛とりわけゲイの間で広がったことが問題を大きくすることになりました。日本では血友病による輸血から感染した患者が大半を占めましたが、今では性感染が主流になっているようです。研究が進んだ結果エイズが必ずしも死に至る病ではなくなったのですが、不治の病であることに変わりはありません。注意は必要です。

 青少年の感染は増えているといいます。決して避けて通るべき問題ではないでしょう。


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