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2015年 12月号

私は多神教(アニミズム)


 今円安が進み、日本に海外からの観光客が多数訪れ、大阪では宿泊施設が足らないくらいだそうです。逆に海外旅行が減り、USJなどの国内テーマパークが大盛況と言います。個人的には海外旅行は過去に2度行きました。一回は障害者介護が目的でグァムに、2回目は介護事業者の研修でベトナムに行きました。
経験が少ないのでよくは知らないのですが、海外では信仰の有無、種類を聞かれるといいます。「私は仏教徒かな?」と何気に思っていたのですが、考えてみると特に宗派はなく(西村家の墓でいうと昔は浄土真宗で、今は神道の黒住教?)かといって「無神論」というほど確固とした確信はないので、母の葬儀は仏式風にしました。人様からはヒンシュクをかうかも知れませんが、正直そうしか出来ませんでした。
 考えてみれば、生まれたら神社に宮参り、夏はお盆で12月はクリスマス、直ぐに初詣。世界的な仏教とキリスト教を神道でミックスしたのが平均的な日本人の信仰のように思うのは私だけでしょうか?

 本当の仏教徒やキリスト教徒にしたら許されないこの信仰の形は日本の神道がそもそも八百万の神を祀るものというところから来るのでしょう。ハッキリ言えばアニミズムです。天皇が神だというのも八百万の神の一柱として神だといっているので、一神教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)で言うところの神、絶対神とは違うのです。第二次大戦直後に天皇が人間宣言をしたとき驚いたのは西洋人だけで、日本人にはそんなに衝撃がなかったんではないでしょうか。天皇が人間であることは皆わかった上で、天皇も含む全ての人・物に宿る神性を崇めるのが日本の神道ではないかと思います。(日本人皆がそうだとはいいません。念のため。)
 イスラム国をはじめ、一神教の過激さには驚くばかりですが、日本でも過激テロが無かったわけではありません。この際自信をもって「私は多神教です」と表明したいと思います。

 


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