有限会社 ヒューマンリンク

 

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2013年 7月号

自立して生きるということは


かみさま       やましたみちこ
かみさまはうれしいことも
 かなしいこともみなみています
 このよのなか
 みんないいひとばっかりやったら
 かみさまもあきてくるんとちがうかな
 かみさまが
 かしこいひともあほなひともつくるのは
 たいくつするからです

これは小学校1年生の詩です。「そうなんや…」と教えられる気がしますね。「こんな悪い奴は世の中から消えた方がいい…」と、多くの人をポア(殺)した教団がありましたが、聞かせてやりたい言葉です。いや、今もどこかの国では殺したり殺されたりしています。
何気なく人と老後の話をしていると、「私は人に迷惑かけずにコロッと死ねたら一番いい」という人がいます。むしろ多いでしょう。「ピンピンコロリが理想」なんて平気で言っている人(何処かの医者も言っていました)も居ますが、「あんた本当に人に迷惑かけてないと思ってるの?」と言い返しています。この世にオギャアと泣き声立てて、未熟児(人間の赤ん坊は体外胎児として生まれ、未熟児として育つという)として生まれてからこの方、人に迷惑かけっぱなしなのが人間です。
自立するという事と、他人に迷惑をかけない、依存しないという事は同じではありません。「子供の時期は別として、大人になってからは誰にも頼っていない」という人がいるとしたら、可愛そうにその人は孤立しているのであって、自立しているわけではありません。そうです、実は如何にして自立するのかということと、如何にして人に依存するかを考えるのは同じ事なのです。依存しない事が大切なのではなくて、自分に合った依存の仕方を工夫する事が自立への道です。というのも、間違った依存の仕方(10代の依存の仕方と20代の依存の仕方、各年代による違いもあるし、障害や病気、それこそ能力差によっても違ってくるでしょうが)を続けていると、どこかに弊害(依存された方が持たなくなったり、共倒れしたり…)が出てくるでしょう。
介護保険では、依存の仕方(介護計画)をケアプランといい、そのプランを作成することを仕事にしている人をケアマネージャーといいます。障害福祉制度でも取り入れられそうです。大切なのは、生きる事への豊かなイメージでしょうね。(神様をたいくつさせないように…)

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